1年程前から新しいセミナーを受けていて、カラダを構造どおりに動かせるようになるためにメカニズムを学んだり、たくさんの体操を学んだりしています。私自身、仕事をしても1日の疲れかたが違ったり歩くのも楽に早く歩けるようになったり、О脚や猫背などの姿勢がよくなったりしています。
従来の整体・鍼灸の施術に加えて‥
たくさんの体操を学んで自分でやってみてとても良かったものを残していって「この患者さんにはあの体操したらいいんちゃうかな~」っていうのをアドバイスしています。
Aさん‥歩くと股関節の周囲が痛くなっていた人に、整体+体操と歩く時の骨を意識するだけで歩きやすくなったり、Bさん‥上向きの作業が多い職人の方が作業をしてると首~手がしびれてきてたのですが、背骨の使い方が上手くなる体操をしてもらい実際の仕事の時にその使い方ができるようになると、とても治りが早くなったりしています。
当院は不妊症や生理痛・PMSなど婦人科の方が多く来られますが‥
不妊・生理痛などの方に多い症状で冷え、腰痛、肩こり、巻き肩などありますが‥
例えば足の冷えの方は歩き方や靴の問題により外反母趾や内反小趾など足の指が歪んでしまい間にある筋肉も固まっている方が多く、足の指を正しい位置に誘導する整体をして歩き方が良くなるような体操をしてもらったりしています。
他にデスクワークの時に腰痛、肩こりの方には座り方のコツや骨の意識、座ってできる体操などアドバイスします。巻き肩の方は肋骨、鎖骨、肩甲骨、上腕骨の動きが悪く胸や肩まわりがカチカチになっているのでその辺りの筋膜をゆるめる整体をしたり、骨の動きがよくなる体操をしてもらったりしています。
いい感じでできてる方は足がポカポカしてきたりデスクワークが楽になったりバストアップしてきたり、二の腕のフォルムがカッコよくなってきたりしています!
整体・鍼灸をするにあたって
症状だけで施術の仕方を決めるのではなく、その人それぞれの体質・性格・生活環境など多面的に診て、その人に合う施術やアドバイスをこれからもっとしていけるように今後とも精進していきます。
数年前に不妊治療で通われて体外受精で無事に妊娠・出産され、最近2人目をという事で病院と併用で鍼灸・整体をされていたのですが、今回は奇跡的に病院の治療を休憩している合間に自然妊娠をされた方の腰痛と呼吸困難の話をします。
がんばり過ぎで起こる腰痛・骨盤痛
つわりも落ち着きだした18週くらいの時に、もともと疲れてくると腰がしんどくなりやすかったのが最近は朝から骨盤の辺りまで痛い日もあるとの事。「なんか変わったことしてないですか?」と尋ねると1人目の産前産後もまあまあしんどかったし、今回は高齢出産になるので体づくりしておこうとスクワットをしていると言われ気になってやってもらったところビックリするほど腰・背中の筋肉に力を入れていたので、そのスクワットをやめてもらうと骨盤の痛みはすぐにとれて、慢性的な腰痛も普段から良い姿勢をしようと思う時に腰の筋肉に力を入れてしまっている事がわかり、力むのをやめると腰痛も感じなくなってきたそうです。
妊娠後期の呼吸困難
28週くらいの頃、腰もマシだがもともと呼吸は浅いけど最近特に呼吸がしんどいという事で「また何かやってない?」と聞くと「呼吸が浅いので腹式呼吸の練習をしてる」と言われ「じゃーやってみましょう!」と呼吸を見てみるとほとんど息をしていない状態でお腹を膨らませたり凹ませたりしているだけで胸(胸郭)が固まったまんまになっていました。すぐに呼吸のアドバイスをして、整体と鍼灸治療をすると「息がしやすくなった」と言って帰られましたが、もともと呼吸が浅くなりやすい方なので改善点があると思われます。
星の数ほどあるトレーニングや健康法
たくさんあるトレーニングや健康法もやり方が良くないとマイナスになる事もあると言うのを改めて感じました。
がんばり屋さんタイプの方は、何か健康法をしていて嫌な感じがしてもその先に何か良い事があると思いがちですが嫌な感じがしたらやり方が違うとかそもそも合ってないとかの可能性がある事を考えてほしいです。
私も今までたくさんのトレーニングで失敗をしてきていますので、日々精進していきたいと思います。
ずいぶんと前の話ですが、親の代から漢方薬を専門に扱っているドクターに教えて頂いた、私自身とても為になった話をします。
漢方はアツアツのお湯で・・
特に風邪の漢方は身体を温める作用のある物が入っていることが多く、自分の免疫を高めてウイルスに打ち勝とうとしているので、水で飲む場合とお湯で飲む場合ではかなり効果が変わるとの事でした。例えば葛根湯を水で飲んでも三分の一も効かないと仰っていました。昔は煎じ薬だったのでアツアツで飲んでたのですが今は顆粒になっている物が多いので熱湯で溶かして「フーフー」して飲むといいとの事でした。私も葛根湯を風邪の引きはじめに水で飲んで「あんまりよくわからんなー」っと思っていた人なので熱湯で初めて試した時は「おっしゃる通り!」と感動しました。
他にも先生は冷たい物をできるだけ摂らないように言われていました。飲食店で氷水を出すのは良くないとか、ドイツや中国ではビールを常温で飲んでいるとかいろいろ楽しく教えて頂きました。
話は変わって当院に来られた患者さんの話を書きます。
不妊治療で漢方を飲んでいた方の話
38才で結婚をされ別にどこも気になるところはないけど年齢も年齢なので念のため不妊専門の病院に行っていろいろ検査をしてもらって、異常なく大丈夫なのでタイミングを診てもらう事になったのですが、その時に漢方を試してみましょうとなり飲み始めたそうです。ちょうどその頃から今まで毎月きっちりきていた生理が遅れるようになり、それが2~3周期続いたのでどうしたものかと当院に来院されました。
生理不順の原因
生理不順の原因はストレス、ホルモンバランス、冷え、年齢などいろいろ考えられますがこの方の場合、緊張しやすい性格で結婚による環境の変化や病院に通うことや仕事のストレスなどありました。
もう一つ、寒い時期である12月頃~病院に通いだし普段あまり水分を摂らない方が、朝昼晩と1日3回たくさんのお水で漢方を飲んでいた事も体が冷える原因になったのかも知れません。当院に来られた時に本人の意思で病院と漢方を飲むのはお休みして、体の状態を良くしていきたいという事でしたので自律機能を整える鍼をしたり子宮の循環を良くする灸をしたり、体のバランスを整える整体をしていくと、この方は元々すっごい能力のある方のようで、1~2周期で生理がいつも通りになり数か月で自然妊娠→出産、その2年後また自然妊娠で出産されました。
極めつけは2人目の妊娠時に久しぶりに来院され「38週で逆子で来週帝王切開の予定やけど治療してもらえますか?」と言われ、どっちにしても整体やお灸はいいので施術すると1発で逆子が治るという離れ業をやってのけました。
一見、元気なさそうにみえてめっちゃ能力がある方だったのでよく覚えています。
最後に
話がいろいろ飛んでしまいましたがどんな事(物)でもタイミングや、やり方によって良くも悪くもなったりするんだな~と感じる今日この頃です。これからも日々学んでいきたいと思います。
ありがとうございます。
最近のCМでキレイな女優さんが食事の前にたっぶり氷の入った炭酸水を飲むと食べ過ぎなくてダイエットにいいみたいなのがあり、ちょっとこれは試してみよう!と考える人がいそうな気がしてブログを書きました。
秋口にひどい胃痛で来院された女性の話
数年前の秋にひどい胃の痛みで来院された方がいて、病院で胃カメラ等してもらったが問題ないが、胃の痛みがひどくすぎもと鍼灸院に来られました。当院でいろいろと問診や検査をしてこれが原因かもって思ったのが、今までそんなに水分を摂っていなかったけど炭酸水が健康やダイエットに良いという情報を知り冷蔵庫で冷えた炭酸水を数か月前からがんばって飲んでいたそうです。
毎年夏に冷たい物を摂りすぎている方が、少し涼しくなってきた頃に“だるい”“しんどい”“胃腸が弱る”などのいわゆる夏バテの症状になる方がちょくちょくおられますが今回のケースはそれのひどいバージョンって感じでした。このような症状に鍼やお灸はとても得意分野なのでその方も当院の鍼灸・整体により元気になられましたが少し時間がかかったのを覚えています。
不妊や生理痛などの婦人科疾患の方にも
妊活されている方や生理痛の方も冷えが不妊や生理痛の一因になっているという認識がある方が多くカイロや腹巻、レッグウォーマー、あったかソックスなどを駆使して過剰な冷え性対策をしているにもかかわらず、毎日アイスを食べていたり冷たいコーヒーやお茶など飲まれている方は少なくありません。
夏の冷え性対策
夏の冷え性というと、クーラーが先に出てくる方が多いと思いますがそれに対する対策もされている方が多いですが、冷たい食べ物や飲み物に対してはあまりという方もおられますので、これから暑くなってきて水分摂取も増えてきますのでくれぐれもお気をつけください。
「今年も“しんどい”“だるい”“胃腸弱ってる”とかゆーてくる人が来るんかなぁ~?」とあのCМを見るたびにヒヤヒヤする今日この頃です。
ありがとうございます。
数年前に、肩こり・腰痛などで鍼灸・整体に来られていた助産師さんがいました。お仕事も産婦人科で勤められているとの事でした。当院には不妊治療で来られている方や妊娠してからも出産するまで通院される方がおられます。また、つわり・逆子・妊娠時の腰痛など、様々な体の不調で来られている妊婦さん達がおられるので、その助産師の方に「世の中の妊婦さんになんかアドバイスとかぶっちゃけ言いたいことないですか?」と質問してみました。
不妊治療中や妊娠中の人へ助産師さんからの言葉
答えは即答で「とにかく歩いて!!」でした。
その理由は、あまり歩いていない人の傾向として体に力がなく陣痛が弱い。分娩時間が長くしんどいし、いろんなリスクが出てくるし・・と色々と教えていただきました。
如何せん不妊治療をされてる方が妊娠初期にあまり動かないように勧める病院があったり、妊娠中期・妊娠後期も周囲の人たちが気を使って妊婦さんを運動不足に導いているケースも多く耳にします。
逆子になっても、よく歩くようにアドバイスする先生もいれば安静を勧める先生もおられます。
便利な世の中になりほとんど歩かなくても生活ができてしまいます。
上手く歩けるように
歩くことに対する考え方は皆さんそれぞれ違うと思いますが、江戸時代の女性は1日20キロ30キロ普通に歩いていたと言われていますので現代のように、歩く=運動ではなく、歩くことは日常だったと思います。そして上手く歩けていたからたくさん歩けたと思います。
患者さんのお話で、歩くと膝が痛いとか腰痛とか股関節が痛いとか足が痛いとかよく聞きます。私自身もっともっと歩くのが上手くなり、良いアドバイスができますよう学んでいきたいと思います。ありがとうございます。
不妊治療で胚移植をするのに少しでも着床しやすくなるようにと思い、当院で治療するのと同時に朝1時間のウオーキングを始めた人がいます。
正しいフォーム?(不妊治療中の会話)
何度か鍼灸や整体の治療をしていく中でウオーキングしてると肩が凝ってくると言われ“そんな力んで歩いたら良くないですよ”と言ってその時は簡単にアドバイスをしました‥。その数週間後に“いつもお腹が固くなってるのはなんでやろ~?”という話をしていると“ウオーキングの時はお腹に力を入れて歩いてます”と言われビックリしました!そしていろいろとアドバイスをしたのですが、いつも歩いている公園に正しいウオーキングの教えを書いた看板があり、そこにお腹に力を入れて歩くように書いてあったと言うので‥早速その公園にある看板の写真を撮りに行ってきました!
歩き方いろいろ
看板に書かれているたくさんのアドバイス‥?はツッコミどころ満載ですが今回は控えておきます(笑)
私自身たくさんの先生方の歩き方について書かれた本を読んで勉強したり、実際のウオーキングセミナーで歩き方を教わったりしてきましたがそれぞれに違いがあるのも事実です。
何が正しいというのは難しいですが、歩くことによって肩が凝ったりしんどくなるのは良くないことだと思います。
当院の患者さんの中にも歩幅が広い方がいいと思って頑張って大股で歩いている人は、外反母趾になったり開張足になったり太ももの前やふくらはぎが太くなったりする人がいます。また、つまづかないように足を高く上げて歩いている人は膝が痛くなってきたり、姿勢を良くしようと思い過ぎて背すじを力んで伸ばしてしまっている人は腰が痛くなったりと色んな人がおられます。
死ぬまで元気で歩けるように
当院ではできるだけ個人の体に合わせてアドバイスをするようにしていますが、“なんか気持ち良く歩ける!”とか“楽やけど早く歩ける!”とかを物差しにするといいと思います。
私個人的には、江戸時代の人はとても歩くのが速くてО脚の人がいなかったという事なのでその歩き方の練習をしています。僕のО脚もかなりマシになってきましたよ!
当院には不妊症の病院へは行かずに体の調子を整えながら自然に授かれたらと来院される方や婦人科でタイミング療法・人工授精・体外受精などしてる方が鍼灸や整体が不妊に良いと聞き通院されている方がおられます。
20年以上たくさんの不妊治療をされている方々に整体・鍼灸をさせていただく中で色んな興味深い話をたくさんお聞きするので、今回は体外受精をされている方の胚移植後の話を書いていこうと思います。
胚移植後の生活について
ずいぶん前に驚いた話ですが、体外受精の胚移植後の生活のアドバイスが病院によって全然違いがあるようでした。ある病院に通院されている方は、ほぼお姫様状態の生活をするようにすすめられ重たい物は持たず運動もやめて必要最低限の動き以外は安静にし、できれば仕事も休んだ方がいいみたいな感じで・・。はたまた違う病院に通院されている方は、日常をほぼ変えず何をしても大丈夫と言われている方もおられました。
不妊治療(体外受精)をされている方の様々なお話
お姫様生活をすすめられた方はマンガをたくさん大人買いして2週間ほとんど横になっていたり、撮り溜めていたビデオをずっと観ているなど専業主婦の方は特に病院からのアドバイスを真面目に守っておられるように思いました。
その後、陰性の場合は2週間ほどでお姫様生活は終わるのですが陽性反応が出た場合はそのまま安静生活を続けるのですが、初期流産をされる方もおられます。このような生活を真夏に1ヵ月半ほどお家でエアコンが効いた環境の中でずっと安静にされていた方は、身体がかなり弱っていたので普通の生活に戻るのにかなり時間がかかったことを今も思い出します。
もう一つ忘れられないケースがあります。その方はスポーツジムに通っていてエアロビクスをするのが大好きな人なのですが、体外受精後に安静を勧める病院で不妊治療をしていたので胚移植の度に運動(エアロビクス)を我慢していたそうです。そして陰性反応が続いてしまい「もう無理!」と心がなってしまい病院は当分休んで、何か心と体に良いことをしようと思って当院に来られました。はじめは当分の間、整体と鍼灸だけでやっていくと言っていたのですが1ヵ月ほどで他の病院の説明会に行ってみたらその病院は胚移植後に運動しても大丈夫という考え方だと聞いて気が楽になったようで、また採卵から始められました。病院が変わって初めての胚移植の時、卵のグレードがとても良くあまりにも卵の良さを褒められたみたいで胚移植後にエアロビクスをするのは気が引けて歩くだけにしたそうです。結果は残念ながら陰性で気を落とされていました。次の周期はもう一つあった卵を移植したのですが卵のグレードがあまり良くないということで本人もあまり期待していなくてエアロビクスなど踊ったり動きまくっていたそうです。結果は陽性反応(妊娠)がでて無事に出産まで至りました。
いろんなケースがありとても勉強になりました。
すぎもと鍼灸院の思い
妊活をされている方々は多かれ少なかれ不安やストレスがあると思います。いろいろ調べても余計にわからなくなったり不安が増したりする方も多くおられると思います。このような色んなケースを知って頂いて少しでも気持ちが軽くなってもらえると嬉しいです。頭で考えることも大事ですが自分の身体が喜ぶ感覚も大事にして欲しいと願っています。
ありがとうございました。
メンテナンスで来られている50代後半の女性。
ある時、不正出血があり「ガンとちゃうか?」と思い慌てて婦人科で見てもらったところ大丈夫だったそうですが・・。
更年期障害のためのホルモン補充療法
詳しく話を聞くと7年前の閉経を機に更年期障害の予防的な感じで女性ホルモンの薬をずっと飲み続けていたそうです。
今回、不正出血で内診してもらった時に閉経前からあった子宮筋腫が閉経したにもかかわらず大きくなっていたこともあり、長い期間のんでいたホルモン剤の影響かもしれないということで今後は服用しないことになったそうです。
私がびっくりしたのは、その方が薬を飲むにあたりリスクである血栓のことや乳がん、子宮がんの確率が上がるといわれていることなど全く知らずに飲んでいて「そんなん知ってたら・・・」って感じでした。
乳がん手術後のホルモン療法
乳がん手術後で腕のむくみ、肩の動きが悪い、呼吸が浅い、疲れやすいなどの症状で当院に来られる方々がいますが手術後に飲んでいる薬は更年期障害の方とは逆に女性ホルモンの作用を低下させて再発を予防するそうです。副作用として更年期障害のような不定愁訴や血栓、骨粗しょう症などあるそうです。
最近は若い方でも生理痛や不妊治療などでホルモン剤を使っている方も多くなりましたので、ご自分の状況とメリット、リスクをよく考えてほしいな~という少し私の中でモヤモヤした話でした。
友人との会話の中で、鍼灸院ってどんな時に行ったらいいのか行くタイミングが分からないって言われてビックリしました!そんな風に思っている人って結構いてるのかな?私たちには気が付かないことでした‥。
例えばこんな症状
特に痛いところがなくてもいいんだけどなぁ~って答えながら、例えば問診の時に「眠たい!」って一言いってくれるだけでもなんで眠たいのか?ってことを一緒に考えて原因を見つけ出して治療やアドバイスをさせてもらったりするし、「疲れがとれない!」とか「ストレス溜まってイライラする!」って症状でもいろいろ問診でお話を聞いたり、ツボの状態を診て治療したり‥。今では「目が疲れる!」って人や「息が苦しい!」って人も多いかな‥。どんなことでも気軽に相談してもらえたら少しでも楽になって頂けるのになぁ~って思ったりするよ~って話になりました。
もちろん「肩こり」や「不妊治療」でも‥
もちろん「肩こり」「めまい」「頭痛」「PMS・生理痛」「腰痛」「便秘」「更年期障害」「不妊治療」なども大丈夫です。
最近では不妊治療で来院される20代~40代の方が増えていたので勝手に鍼灸は広まってきてると勘違いして、少し感覚がズレていたのかなぁ~って気が付きました。友人の意見がとても心に刺さりました。ありがとう。
10年程前に不妊治療で授かった方が2~3年前から生理痛がきつくなったという症状で来院されました。婦人科に受診すると、子宮内膜増殖症と診断されたそうです。念のため子宮体がん・子宮頸がんの検査をしても大丈夫だったようです。
生理痛の原因
生理痛の原因はいろいろ考えられますが、まずこの患者さんは出産が帝王切開で手術後のケロイドがひどく、今でも傷あとが幅1cm程あり引きつった感じになっているので循環が悪くなっています。それに加えてコロナ禍による在宅ワークで運動不足や不良姿勢になり、職場での役職が上がった事による精神的ストレスもかなりあるようでした。
東洋医学のオ血とは
生理時のレバーのような塊も以前より大きくなっているようでした。東洋医学では生理時の塊のことをオ血といいます。オ血は冷えや運動不足、ストレスや体の歪み、食べ物などの影響を受けると言われています。生理の状態は、体の通信簿と言われていますので改善することが病気の予防にもなります。1日でも早く改善できるように一緒に頑張っていきたいと思います。