お灸って?
お灸は、2000年以上の歴史がある東洋医学の治療法です。 お灸は、血のめぐりを良くする効果が高く、体を温めますので、本来身体が持っている自然治癒力を高め、健康増進につながります。
主な効果
お灸は、免疫機能や代謝機能を高めたり、ツボを刺激することにより、消化器、生殖器、 循環器などの様々な症状に効果があるといわれています。
主な効果としては、
- 胃腸が弱い人
- 冷え性
- 生理痛
- 生理不順
- 肩こり
- 頭痛
- 腰痛
- 足や膝のむくみ
- 自律神経を整える
- 不妊治療 … など
その他、様々な不調に効果があると言われています。
お灸って何でできてるの?
お灸に使うもぐさは、ヨモギの葉を乾燥させ、葉の裏側の絨毛(じゅうもう)だけを集めて精製したもので、原料となるヨモギの有効成分はシネオールという精油成分で、消毒、殺菌、鎮静、鎮痛作用などがあり、お灸をすることで、この成分が皮膚の表面から皮膚内部に浸透していきます。
また、もぐさの香りはリラックス効果も期待できます。
最近のお灸は、もぐさ以外のものもあり、お線香のような香りつきや、煙の出ないタイプの温灸と呼ばれるものもあります。
自分でできるお灸の方法
動画では、自分でできる温灸の方法をわかりやすくお伝えさせて頂いています。
よく本やネットで、〇〇に効くツボとかありますが、それはすこし浅い考え方だと思っています。
東洋医学の考えに「異病同治」「同病異治」という言葉があり、同じ症状でも異なる治療をすることがあります。
ひとりひとり体質や体格も違いますし、ツボの反応も異なりますので、どのツボにするか、刺激の量等は専門家に聞いてからする事をおすすめします。