前回、ヨガのダウンドックをすると肩がこってくるという更年期障害の症状で来院されている方のブログを書かせていただきました。
良かれと思ってやっている体操も痛みの原因になる可能性となっていることはよくある話で今後もちょくちょく書いていこうと思います。今回は妊活(不妊治療)で来院されている方が体幹を鍛えるためにプランクをしていて腰痛が出てきた話を書きます。
不妊治療で来院の方との問診で‥
不妊治療でクリニックに通っていて、鍼灸や整体が不妊に良いと聞くので自分にできる事をやっておきたいという感じで来院されました。
問診をしていくと肩こりや冷えなど慢性的な症状以外に「最近、寝てて朝方に腰が痛くなってくる」という症状があり、それは妊活にも良くないという事で調べてみると腰やお腹の筋膜はガチガチで腹筋にはトリガーポイントといってコリのような物もあり、それが原因で腰痛になっているようでしたので施術すると同時に「なんか痛くなる心当たりないですか?」と聞くと初めはなかなかわからなかったのですが「下腹もポッコリしてきたし、体に良さそうやから最近プランクを始めた」ということでした。
腹筋の役割
卵巣や子宮が入っている腹腔を取り囲んでいる重要な腹筋は、タテ・ヨコ・ナナメに網の目状に走っていて、その一つ一つを気持ちよく動かせる人はお腹が波のように動かせたりもします。腹筋と横隔膜は呼吸筋でもあるので固くなればなるほど呼吸も浅くなり酸素の取り込みが少なくなるので、疲れやすい・イライラする・頭痛・貧血・PMSなどの症状が出やすくなります。
また、呼吸は循環器の働きを助ける役目もあるので呼吸が浅くなると血液やリンパの循環も悪くなります。不妊治療をされている方の多くは女性ホルモンに関わる薬を使われていることが多いですが、そのホルモン自体が血液に流れている物なのでそういった意味でも腹筋はとても大切な筋肉になりますね。
腰痛の原因もいろいろ
寝ているときの腰痛にもいろいろあって寝具の問題、子どもや動物と一緒に寝ていて固まってしまうなど様々ですが、今回の患者さんのように腹筋が原因の方もちょくちょくおられます。
私も若いころ腹筋からの腰痛になったことがあり、寝ている時の痛みなのでどこか内臓が悪いのかと心配したのを覚えています。
様々な情報が溢れているこの時代、体に良いことなどをチョイスするのもなかなか難しい今日この頃ですが一人でも多くの患者さんにお伝えできるように日々精進していきたいと思います。

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