肩こり、腰痛、眼精疲労などは年間を通してよく聞く症状ですが、夏場によく聞く症状として「だるい」と患者さんによく言われます。だるさ(倦怠感)が起こるケースや予防法などをご紹介していきます。
エアコンによる冷え
職場で座っている場所によって寒い場所やそうでもない場所があるようで、わざわざ上着を持っていって着ていてもまだ寒くて風邪を引きやすくなったりめまいが起こったり頭痛になったりする人がいます。
エアコンが寒く感じていない人も女性が多いのですが、足だけだるくなるという声もよく聞きます。これは夏になってお風呂の湯船につからなくなったり春はよく歩いていたのに夏はほぼ歩いていないという人が多いです。
エアコンの設定温度はできるだけ高くすることをおススメしています。
ちなみに僕は寝ている時のエアコン設定温度を31℃にしていると患者さんに言うと変な人扱いされます。笑
胃腸の弱りによるだるさ
消化器が弱ると体はだるくなるのですが、夏は季節的にも弱りやすい上に冷たいものや甘いもの、あまり噛まずに食べられるものが胃腸を弱らせます。
毎日のようにアイスを食べている人は何となく体に良くないと気付いている人が多いと思いますが、ある患者さんは炭酸水が体に良いと聞いて毎日冷えた炭酸水を夏の間飲み続けて、涼しくなってきた頃に酷い胃痛が1~2ヵ月続いて当院へ来院された人もいます。
その他には夏バテに梅がいいと思い自家製の梅ジュースを作って水筒に入れてお茶代わりに飲んでいて「なんか最近めっちゃ体がだるいんです…」と言っている人もいました。砂糖の入っている甘い水分は本当にお気を付けください!
東洋医学では‥
東洋医学では春夏の過ごし方で秋や冬に影響を与えると言われていますので、厳しい夏ですができるだけ夏は夏らしくしっかり汗をかいたり運動されることをおススメします!
ちなみに僕は、真夏は少し冷やしますが基本的にビールは常温で飲んでいると言うと患者さんに引かれます(笑)