冷え - 堺市北区三国ヶ丘『すぎもと鍼灸院』整体・不妊・肩こり・腰痛・更年期障害

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生理痛で来院されている方に水分の摂取量について質問されました

杉本 亘杉本 亘 2025.03.24

体質改善冷え整体生理痛・PMS治療疲労鍼灸治療

先日、生理痛の治療で来られている女性に「ネットで毎日水を2ℓ飲むといいとあり、自分はあまり水分を摂らないけど頑張って飲むようにしてるけどどう思いますか?」と質問されました。
ちょこちょこ聞かれる事があるので一度インターネットで調べてみたところ、なんと!成人50㎏くらいの人で2ℓくらい摂るといいように書いてありました!

 

 

東洋医学的にもそうですが・・

私の考えは同じ50㎏の人でも男性女性その人によって体格も違うし、季節によっても、その日の運動量によっても、食事の状況によっても変わってくると思います。私を例にすると冬場で仕事の日の飲む量は(食事は除く)500㎖くらいですが、夏場の休日で野球の練習の日は4ℓくらいは飲んでいます。ひとりひとり体質や状況によって違いますので自分が心地よい感覚を大事にするといいと思います。
ここからは水の摂り過ぎが関係すると思われる症状の話を少し書いていきます。

 

 

水の摂り過ぎが関係すると思われる症状

最近だるい、しんどい、やる気がない、冷える、疲れやすい このようなよくある症状を訴える人達に「何か変わったことしてない?」と聞くと、初めは「別に~‥」ってエリカ様みたいなのですが「そういえば最近水飲むようにがんばってる!」という感じで、水をがんばるのをやめてもらうと症状がマシになっていく人達がたまにおられます。

そもそも人間の体の水分は海と似ていて一定の濃さがあるところに水を入れ過ぎると薄まってしまい水中毒といって中毒症状がでてくるそうです。軽度の場合は疲労感、頭痛、嘔吐、精神症状などですが最悪の場合は死に至ることもあるそうです。10数年前のニュースで水飲み大会で亡くなった方がいてビックリしたのを覚えています。

 

 

頑張り過ぎに気をつけて

今回質問して下さった方は、ひどい生理痛があり当院の鍼灸・整体の治療に加え、なんとか体質改善をと色々調べているらしいですがネットの情報は色んな意見がありますので自分に合うことを見つけるのは難しいですね。
実際問題、私の知り合いの治療師で「藤原紀香は1日5ℓ飲んでる」といって水分をたくさん摂るように勧めている人もいます。
その方に合ったアドバイスができますよう日々精進していきたいと思います。

 

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逆子体操と寝るときの方向

杉本 亘杉本 亘 2024.08.14

むくみ冷え腰痛治療逆子治療

27年前に初めて逆子の灸を姉にした時にお灸ってすごいねんなぁ~と思って以来、たくさんの逆子の方を診てきた中で感じた事を少しお伝えしていきたいと思います。

 

 

病院によって意見はいろいろ?

だいたいの方が妊娠28週くらいで逆子になると帝王切開の話をされて、逆子体操と寝るときの方向(体勢)を決められている人が多いです。
ほとんどの病院で逆子体操と寝るときの方向を注意するように言われているのですが、面白いことにこの辺り(堺市周辺)で一番の産科である某病院では、その2つは別に意味がないのでしなくてもいいと言われるそうです。

 

 

逆子体操について

実際に逆子体操をしている方々に話を聞くと「すごく気持ちいい」「スッキリする」といったプラスの意見と「しんどい」「痛い」「苦しい」などマイナスの意見も聞きます。真面目な方ほど痛くても一生懸命がんばって腰痛や骨盤の痛みがひどくなっている方もいます。

 

 

寝るときの方向(体勢)

胎児の背中が上になるように寝ると重力によって逆子が治りやすいという考えのようですが、実際に片側だけを下にして寝ている人の皮膚や筋膜など調べてみると下になっている側がかなり固くなっていて循環も悪くなっています。寝たきりの方が床ずれになりやすいように同じ姿勢で長くいる事は、体になかなかの負担がかかると思います。

 

 

すぎもと鍼灸院の考え

東洋医学的に逆子は、赤ちゃんの居心地が悪くなっていると考えます。例えばお母さんの栄養状態が悪かったり血流の状態が良くなかったり、冷え、ストレス、むくみ、運動不足、ゆがみ、体のこり、体の痛みなどが逆子に影響すると考えます。

赤ちゃんに「頭はこっちやでー」と話しかけている人もいますが、赤ちゃんは本能でちゃんと分かっているけど、お母さんの体調があまり良くない状態だよ~と教えてくれていると思うので「ありがとう」と言ってご自分の体や生活を省みることをおススメします!

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夏場の倦怠感・冷え・胃腸障害などが起こらないように‥

杉本 亘杉本 亘 2024.07.29

倦怠感冷え胃腸障害

肩こり、腰痛、眼精疲労などは年間を通してよく聞く症状ですが、夏場によく聞く症状として「だるい」と患者さんによく言われます。だるさ(倦怠感)が起こるケースや予防法などをご紹介していきます。

 

 

エアコンによる冷え

職場で座っている場所によって寒い場所やそうでもない場所があるようで、わざわざ上着を持っていって着ていてもまだ寒くて風邪を引きやすくなったりめまいが起こったり頭痛になったりする人がいます。

エアコンが寒く感じていない人も女性が多いのですが、足だけだるくなるという声もよく聞きます。これは夏になってお風呂の湯船につからなくなったり春はよく歩いていたのに夏はほぼ歩いていないという人が多いです。

エアコンの設定温度はできるだけ高くすることをおススメしています。
ちなみに僕は寝ている時のエアコン設定温度を31℃にしていると患者さんに言うと変な人扱いされます。笑

 

 

胃腸の弱りによるだるさ

消化器が弱ると体はだるくなるのですが、夏は季節的にも弱りやすい上に冷たいものや甘いもの、あまり噛まずに食べられるものが胃腸を弱らせます。

毎日のようにアイスを食べている人は何となく体に良くないと気付いている人が多いと思いますが、ある患者さんは炭酸水が体に良いと聞いて毎日冷えた炭酸水を夏の間飲み続けて、涼しくなってきた頃に酷い胃痛が1~2ヵ月続いて当院へ来院された人もいます。

その他には夏バテに梅がいいと思い自家製の梅ジュースを作って水筒に入れてお茶代わりに飲んでいて「なんか最近めっちゃ体がだるいんです…」と言っている人もいました。砂糖の入っている甘い水分は本当にお気を付けください!

 

 

東洋医学では‥

東洋医学では春夏の過ごし方で秋や冬に影響を与えると言われていますので、厳しい夏ですができるだけ夏は夏らしくしっかり汗をかいたり運動されることをおススメします!

ちなみに僕は、真夏は少し冷やしますが基本的にビールは常温で飲んでいると言うと患者さんに引かれます(笑)

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すぎもと鍼灸院の不妊治療は‥

杉本 亘杉本 亘 2022.11.28

不妊治療冷え整体

不妊の原因には、冷え・貧血などの体質やストレス・食事・運動などの生活習慣や体のゆがみなどがあります。

不妊でお悩みの原因をつきとめ、お悩みによって、全身の気血をめぐらせるツボにお灸をしたり、骨盤背骨の矯正カイロプラクティック整体オステオパシー筋膜リリース等の筋肉・筋膜・リンパに対する手技療法により、全身的な自律神経・ホルモンの調節機能を高めます。

患者さまはそれぞれ身長、体重、体質など違いますし、不妊の症状やお悩みも違います。すぎもと鍼灸院の治療は誰でも同じではありません。患者さまのお悩みの根っこにあるもの、その日の体調に合わせてその時のベストな治療を組んでいきます。その方だけに組まれた、完全オーダーメイド不妊治療です。

 

 

冷え症・貧血・低血圧など虚弱な体質の方には‥

症状を補って能力を高めていくような鍼治療やお灸治療、整体やオステオパシーなどリンパの流れを良くするような手技療法を施します。

 

 

ストレスや食事、運動不足などにより自律神経やホルモンのバランスが悪くなっている方には‥

気(エネルギー)や血の滞りを取っていくようなツボに鍼やお灸の治療をしたり、自律神経バランスを整える手技を施したりします。

 

 

体のゆがみが原因と思われる方には‥

カイロプラクティックによる骨盤、背骨に対するソフトな矯正をしたり、整体やオステオパシーによる筋肉、筋膜に対するアプローチをしたりもします。

 

 

このようにそれぞれの症状に合ったオーダーメイド治療をして、一人一人の状況に合わせて卵巣のはたらきを向上させたり、子宮の循環をよくしていく為にツボに鍼や灸をしたり、骨盤まわりの筋膜をゆるめたり、骨盤の矯正をしたりしています。

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婦人科との違い すぎもと鍼灸院の役割は‥

杉本 亘杉本 亘 2022.11.03

不妊治療体外受精冷え

婦人科では薬物治療や手術、タイミング療法、人工授精、体外受精など何かをプラスしていく足し算の治療に対して、すぎもと鍼灸院ではあなたが本来持っている生殖能力を最大限に引き出して授かりやすい体づくりを目指しています。

 

 

当院に来られた不妊治療の方に多い症状として

冷え・ストレス・むくみや便秘・下痢・吐き気などの消化器症状。骨盤のゆがみ・腰痛・肩こり・頭痛・生理痛・生理不順・PMSなどがあります。これらの症状は内分泌系、自律神経、循環器系などに悪影響を及ぼし、本来持っている生殖能力を低下させる原因になります。一人一人の症状に合わせた治療をしながら、卵巣のはたらきを良くするツボや子宮の循環を良くするツボに鍼やお灸をしたり、骨盤内の循環が悪くなる原因となる骨盤のゆがみや骨盤まわりのコリを改善し、血液やリンパの流れを良くして生殖能力を高めます

 

 

不妊治療のストレス

中でもストレスは、不妊にとても大きく関係してきます。不妊治療のために病院へ通うこと自体がかなりのストレスになっている方が多く、通院をやめると自然に授かったというケースもあるくらいです。その他にも不妊治療についてインターネットなどで調べ過ぎて余計にしんどくなっている方も多いです。不必要なストレスはどんな病気にも関係しますので気をつけていただきたいです。このようなストレスに対しても鍼やお灸で改善することができます

 

 

もう一つ気になるのは‥やっぱり冷え!

冷えは不妊治療にとって大敵です。冷えると血液やリンパの循環が悪くなります。ホルモンは血液に流れているので冷えるとホルモンバランスも悪くなります。
だからと言って冷えに対して温めすぎている方が多くおられますが‥。これもまた色んな情報を受けて、夏でも腹巻をしていたり、靴下を何枚も履いていたり、カイロを貼ったりと過剰に温めすぎて余計発汗をしてまた冷えるという悪循環になっている方も少なくありません。冷えのタイプもいろいろありますので、ご自分に合った改善法や冷え治療をすぎもと鍼灸院では行っています